ティモンディ前田さんの飼い猫・保護猫の種類と特徴【嗚呼‼みんなの動物園】

ペット里親
2023.05.20

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お笑いコンビとして有名な、ティモンディの前田裕太さんが、【嗚呼‼みんなの動物園】の人気企画「保護猫預かり」に2023年4月29日放送分より、参加されていました。

９月16日放送分で、104日間にわたる前田さんと「人慣れ生活」に終止符を打ち、

むうちゃんは、新しいご家族のもとへ旅立ちました。

今まで10年間、孤独に暮らしていたむうちゃんですが、

最上のご家族に迎えられ、あっという間に新しいお家になじみ、

すっかりリラックスした様子ですね。

むうちゃん、卒業おめでとう！

 

前田さんは、少し寂しくなるかもしれませんが、

今後もサンシャイン池崎さんの “猫好き集団一門” として、ご活躍してくださることを期待しています。

種類と特徴

今回、前田さんが保護猫預かりボランティアとして預かったのは、エキゾチック・ショートヘアの「むう」ちゃんでした。

エキゾチック・ショートヘアの特徴

エキゾチック・ショートヘアは、ペルシャの顔立ちや温厚な性格と手入れしやすい短い被毛を目的に、ペルシャとアメリカン・ショートヘアを掛け合わせて作り出された品種です。（1966年に品種として公認）

ペルシャから引き継いだ、愛らしい短い顔と温厚で愛情深い性格を持っています。

年齢のせいもありますが、番組の中でも「むう」ちゃんは、とても落ち着いていますね。

また、鳴くことが少ない品種とも言われています。

非常に飼いやすい品種ですが、可愛いペチャ顔ゆえに気を付けなければいけないことがあります。

①顔のシワ部分の皮膚炎：鼻の部分がつぶれているので、鼻の上にシワができ、そこが不衛生になりがちです。
お湯で濡らしたコットンなどで、拭いたあと、乾いたティッシュやコットンで水分を拭きとってあげるときれいに保てます。

②多涙症：やはりペチャ顔のため、鼻涙管（余分な涙を鼻へ排泄する管）が曲がっていたり、詰まったりして、涙があふれてくることが多いです。これも、顔が汚れる原因のひとつになります。こまめに拭いてあげましょう。

③呼吸器症候群：短頭種の犬にも言えることですが、頭部つぶれているので、気道などが蛇行していたり狭かったりすることがあります。カゼをひいたりすると、他の品種より呼吸が苦しくなりやすいです。呼吸が早かったり、口で呼吸しているときは、病院へ行きましょう。

④多発性嚢胞腎：腎臓の実質部が複数の嚢胞に置き換わり、腎臓の機能が失われていく遺伝子病です。これは、親の遺伝子検査で防止できる病気ですし、本人（猫）の遺伝子検査でも、発症するかどうかわかります。根本的な治療法はありません。（遺伝子検査）

ラグドールの特徴

前田さんが、2022年1月から飼い始めた「ノエル」ちゃん（女の子）は、ラグドールです。

ラグドールは、大きくなる品種で、女の子でも4.5kg~6kgくらいになります。
体格の大きい子は、概して性格がおおらかで人懐っこいです。
大きな体を預けて甘えられると、たまりませんね。

また、耳・顔・手足の先端、しっぽだけ濃い色になるポイントカラーが特徴です。
ノエルちゃんの場合は、少し薄めのカラーに見えます。
ライラックポイントかシナモンポイントでしょうか。

そして、きれいなブルーの目が魅力的です。

 

ラグドールで気を付けたい病気として、肥大型心筋症があります。

これは、心臓の壁を形作っている筋肉が肥大するため、送り出す血液が少なくなり、循環不全になってしまう病気です。元気がなくなったり、疲れやすい、呼吸がつらいなどの症状が出ます。

また、心臓の中に血栓ができやすくなり、血栓が血管に流れていくと、後肢の動脈に詰まり、後肢麻痺を起こすなど怖い病気です。

原因の一つとして、遺伝子変異があげられますが、遺伝子に異常がなくても発症することがあるので、日常の観察が重要です。（遺伝子検査）

 

スコティッシュフォールドの特徴

前田さんの2頭目の猫は、スコティッシュフォールドの「リオン」ちゃん（男の子）です。

スコティッシュフォールドも見た目を裏切らず、まったり優しく甘えん坊な性格です。

折れた耳と、丸っこい体形が可愛いスコティッシュフォールドですが、実は半数以上は耳が折れていません。

スコティッシュフォールドは、耳が折れているという軟骨異常の突然変異を固定した品種なので、折れ耳の子同士を交配すると、関節や軟骨の異常が出やすいため、折れ耳×立ち耳の交配しか認められていません。

交配に注意していても、四肢の骨に軟骨の塊（骨瘤）ができる骨軟骨異形成症候群を発症することがあります。根本的な治療はできませんが、痛みのある時には、病院で診てもらう必要があります。

骨瘤ができやすい子は、しっぽが固い（曲がりにくい）ことが多いです。

また、ラグドールのように、肥大型心筋症になるリスクもありますので、日頃の観察が必要です。（遺伝子検査）

ノエルちゃんも、リオンちゃんも、すっかりくつろいで可愛いですね。

みんな元気で、長生きして欲しいです。

むうちゃんの今後も、楽しみですね。

前田さんの預かりボランティア第二弾は、こちら

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